2つや3つに折ることができる折りたたみマットレスは、部屋のスペースを有効活用したい人にぴったりです。
しかし、「折りたたみマットレスは寝心地が悪そう」「選ぶポイントがわからない」という人もいるのではないでしょうか。
今回は、折りたたみマットレスのメリット・デメリット、選び方について詳しく解説します。
GOKUMINがおすすめする折りたたみマットレスも8つ紹介しますので、ぜひ好みに合う商品があるかチェックしてくださいね。
目次
1.折りたたみマットレスのメリット・デメリットは?
折りたたみマットレスには、1枚タイプのマットレスにはないメリットがあります。
一方で、いくつかデメリットもあるため、購入する前に注意するべきポイントをチェックしておきましょう。
ここでは、折りたたみマットレスのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
折りたたみマットレスのメリット
【場所を取らず収納しやすい】
折りたたみマットレスは、使っていないときは敷布団のように畳んでおくことができるので場所を取りません。
押し入れやクローゼットにも収納しやすいので、「部屋のスペースを有効活用したい」「マットレスの圧迫感をなくしたい」といった人にはメリットが大きいでしょう。
サブ寝具として用意しておけば、体調不良で家族やパートナーと寝る場所を分けたい時や来客時にも活躍します。
【持ち運びしやすい】
折りたたみマットレスは軽量なものが多く持ち運びやすいため、気軽にマットレスの位置を変えたり、違う部屋に持っていったりできます。
2段ベッドやロフトベッドでも上げ下げしやすく、車に持ち込んでキャンプや災害時の車中泊に使うことも可能です。
【費用を抑えられる】
折りたたみマットレスは1枚タイプのマットレスと比べると、お手頃価格の商品が揃っています。
床置きできるものであればベッドフレームが必要ないので、寝具にかかる費用を抑えたい人におすすめです。
折りたたみマットレスのデメリット
【底付き感が出ることがある】
折りたたみマットレスの中には、厚みが薄かったり弾力が低かったりするものがあります。
そういった商品を選んでしまうと、底つき感が出て寝心地が悪いことがあります。
【折り目(継ぎ目)が気になる場合がある】
折り目が凸凹になっているものや隙間ができやすいものを選んでしまうと、体に当たるのが気になったり、折り目部分に隙間ができて体が沈み込んでしまったりする場合があります。折り目が気にならない商品を選ぶ、敷きパッドやベッドパッドを使うといった方法で対処することができます。
【長持ちしにくい】
折りたたみマットレスは折り目がある分、1枚タイプのマットレスより耐久性が低めです。
使用している素材が低品質だったり、マットレスの厚みが薄かったりすると、さらに耐久性が低くなるので、購入する際は素材の種類や厚みにも注目してみましょう。
また、長持ちさせるには、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
折りたたみマットレスの寿命やメンテナンス方法については、後ほど詳しく解説します。
2.折りたたみマットレスの選び方
折りたたみマットレスを選ぶ際は、【予算】【素材】【硬さ】【厚さ】をチェックして、自分に合うものを選びましょう。
この4つのポイントをチェックすると、折りたたみマットレスのデメリットを減らすことにもつながります。
それぞれの選び方のポイントについて詳しく解説します。
予算で選ぶ
折りたたみマットレスは、シングルサイズで1万円以下のものから10万円以上するものまであり、価格帯が広めです。
折りたたみマットレスを購入する際はいろいろな商品をチェックして比較することが大事ですが、先に予算を決めておくと絞り込みやすくなります。
高額なものほど素材の品質や機能性が高い傾向がありますが、1万円〜3万円程度でも優れた商品はあるので、コスパの良い折りたたみマットレスが欲しい人におすすめです。
素材で選ぶ
折りたたみマットレスの素材は、高反発ウレタンやファイバー素材といった反発力の高い素材を選ぶのがおすすめです。
高反発素材は適度に体の沈み込みを抑えるので、底つき感を防ぐことができます。
コイルスプリングも反発力が高いですが、重量があるので持ち運びや収納がしにくく、折りたたみマットレスのメリットが減ってしまうので注意しましょう。
硬さで選ぶ
寝ている時の姿勢は、背骨が緩やかなS字型になっているのが理想といわれています。
柔らかめの寝心地だと腰が沈み込んで腰痛の原因になり、反対に硬すぎると腰や背中が浮いてフィットしません。
硬さは好みがありますが、柔らかすぎても硬すぎても体に負担が大きいので注意しましょう。
マットレスを選ぶ際は、適度な硬さで体を支えてくれる体圧分散性に優れたものを選ぶのがおすすめです。
ウレタンマットレスの場合、N(ニュートン)値が硬さの目安になります。
- 硬め:110N以上
- 普通:75~110N未満
- 柔らかめ:75N未満
ネットでマットレスを購入する際は、自分の体重や体格、好みが近い人のレビューを参考にすると、寝心地を把握しやすいでしょう。
厚さで選ぶ
薄いものは軽くて持ち運びやすいメリットがありますが、底つき感が出て寝心地が悪くなり、耐久性も低くなります。
一方、厚いものは寝心地は良いですが、持ち運びにくく、収納する際もスペースが必要です。
8〜10cm程度の厚さがあれば、折りたたみマットレスならではのメリットや寝心地を妥協せずに済むでしょう。
「床置きしないで今使っているマットレスの上に重ねて使う」「畳やクッションフロアなど弾力のある場所で使う」といった場合は、5〜6cm程度のものでも良いでしょう。
3.折りたたみマットレスおすすめ8選
ここでは、GOKUMINで取り扱っている折りたたみマットレスの中から、おすすめの商品を8つ紹介します。
品質・機能性の優れた折りたたみマットレスが揃っているので、折りたたみマットレスの購入を検討している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
アルティメイトマットレス
27,998円〜
カラー |
ホワイト/ブラック |
サイズ |
セミシングル/シングル/セミダブル/ダブル |
厚さ |
15cm |
硬さ・タイプの異なるウレタンが4層になった三つ折りタイプのマットレスです。
3ゾーン(頭部・腰部・脚部)に分かれており、自分の好みに合わせて寝心地の調整ができます。
厚さ15cmで床置きしても底つき感がなく、適度に体圧を分散して快適な眠りをサポートします。
ウレタンには消臭・調湿・抗菌力のある竹炭を配合しているので、消臭・放湿性も優れています。
プレミアムグランマットレス
16,998円〜
カラー |
ホワイト/ブラック |
サイズ |
セミシングル/シングル/セミダブル/ダブル |
厚さ |
10cm |
凹凸のあるプロファイルタイプの硬めウレタンと、フラットタイプのやや硬めウレタンの2層構造になっている三つ折りマットレスです。
ゾーンの入れ替えによって27パターンの寝心地を選ぶことができ、10cmの厚みで底つき感もありません。
持ち運びに便利な取手付きで、部屋の移動やメンテナンスを手軽に行えます。
消臭・調湿・抗菌力をもつ竹炭を配合したウレタンを使用しており、カバーは取り外して洗濯できるので清潔に使うことができます。
Lite 高反発マットレス~三つ折り~
13,998円〜
カラー |
ライトグレー/ブラック |
サイズ |
セミシングル/シングル/セミダブル/ダブル |
厚さ |
10cm |
片面に凹凸プロファイルを施した高反発ウレタンを使用し、『点』で体を支えて血流を妨げにくい三つ折りマットレスです。
適度な硬さと反発力で寝返りがしやすく、消臭・調湿・抗菌をもつ竹炭配合のウレタンを採用しています。
頭部・腰部・脚部のゾーンの入れ替えによって27パターンの寝心地を選ぶことができ、厚みは10cmあります。
重さ3.9kg(シングルサイズ)と軽量なので、手軽に持ち運べるのも魅力のひとつです。
ほぐれるジェルマットレス 三つ折り
25,998円〜
カラー |
ホワイト/ブラック |
サイズ |
セミシングル/シングル/セミダブル/ダブル |
厚さ |
10cm |
医療器具にも使われている『TPEジェル』を使用した三つ折りマットレスです。
TPEジェルは柔軟性・反発力が優れており、浮いているような感覚があるのが特徴です。
TPEジェル・やや硬めの高反発ウレタン・プロファイル面とフラット面が選べる硬めの高反発ウレタンのハイブリッド構造になっており、3ゾーンの入れ替えが可能です。
折り目の隙間を埋める側面バンドや、ズレを防ぐ底面滑り止め加工が施してあり、安定感のある寝心地が叶います。
エアウォッシュマットレス
13,998円〜
カラー |
ホワイト/ブラック |
サイズ |
シングル/セミダブル/ダブル |
厚さ |
3.5cm/5cm/10cm |
専用大型洗濯ネットが付属しており、コインランドリーや洗濯機などで洗える三つ折りマットレスです。
柔軟性と耐久性の高い高弾性ウレタンを使用しており、体へのフィット感がありながら寝返りもスムーズです。
一般的なウレタンより約4倍の通気性があり、蒸れにくく快眠できる睡眠環境をサポートします。
厚みは3.5cm・5cm・10cmが揃っており、10cmタイプはベッドマットレスや床置きで使用できます。
3レイヤーゾーニングマットレス(3層×腰部強化)
31,998円〜
カラー |
チャコールグレー |
サイズ |
シングル/セミダブル/ダブル |
厚さ |
10cm |
3種類の異なる高耐久ウレタンを使用した、3層特殊立体構造の三つ折りマットレスです。
3層の入れ替えで216パターンの中から寝心地が調整でき、通気性、快適性、体圧分散性といった性能の高さも魅力。
厚さは10cmあるので底つき感がなく、折り目部分の隙間を埋める側面ストッパーや底面が安定する滑り止めもついています。
肩や腰への負担を軽減する設計になっているので、肩こりや腰痛に悩んでいる人におすすめです。
プレミアムハイブリットマットレス
13,998円〜
カラー |
ホワイト/ブラック |
サイズ |
セミシングル/シングル/セミダブル/ダブル |
厚さ |
6cm |
やや硬めで寝返りしやすい高反発ウレタンと、体にしっかりとフィットする低反発ウレタンの2層構造になった三つ折りタイプのマットレスです。
3ゾーンに分かれており、ゾーンや表裏を入れ替えることで好みの寝心地にカスタマイズできます。
厚さは6cmで適度な硬さがあり、マットレスの上や敷布団の上・下などに敷いて睡眠改善に使用でき、底つき感がないので敷布団のように床に敷いて使うことも可能です。
プレミアムソファーマットレス
14,998円〜
カラー |
ブラック |
サイズ |
シングル/ダブル |
厚さ |
8cm |
やや硬め180Nと硬め250Nの2種類の高反発ウレタンを使用しており、ソファやカウチソファなど4通りの使い方ができる折りたたみマットレスです。
体圧分散性・耐久性に優れており、寝ているときも座っているときも体に負荷がかかりにくくなっています。
8箇所のマジックテープでしっかりと固定できるので、安定感は抜群です。
プレミアムニットとエアメッシュの両面ハイブリッドカバーになっているので、季節や好みに合わせて選ぶことができます。
4.折りたたみマットレスの寿命・メンテナンス方法は?
商品によって異なりますが、折りたたみマットレスの寿命は3〜5年程度が目安です。
寿命は短めですが、折りたたみマットレスは持ち運びやすく立てて干しやすいので、メンテナンス性が高いのが魅力のひとつです。
定期的に風通しの良い場所で陰干しして、マットレス内の湿気を逃すと長持ちしやすくなります。
床置きする場合は、マットレスの下にすのこや除湿シートを敷いて湿気対策をするのがおすすめです。
また、腰やお尻など体重がかかりやすい部分は集中的にへたりやすくなるため、上下や表裏を入れ替えて圧がかかる部分を分散させましょう。
中材が分割されているものは、定期的に他の部分の中材と入れ替えるのも効果的です。
寿命を迎えたマットレスは睡眠の質や体調に悪影響を与えるので、「寝心地が悪くなってきた」「凹みがある」という状態になったら、買い替えを検討しましょう。
まとめ
折りたたみマットレスはコンパクトに折りたためるので、収納性が高く持ち運びやすいメリットがあります。
ただし、1枚タイプのマットレスよりも耐久性が低めなので、素材や硬さ、厚みなどをチェックして、品質の良い商品を選ぶことが大切です。
長く使えるように、定期的なお手入れも欠かさず行いましょう。
今回紹介した折りたたみマットレスの特徴やGOKUMINおすすめの商品を参考にして、自分の睡眠スタイルと好みに合うマットレスを選んでくださいね。