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おやすみコラム

バンザイ寝をやめたい時はどうする?!改善すべき習慣を徹底解説

大人になっても赤ちゃんのように、両手を上げてバンザイした状態で寝る方がいますね。
こうした寝方になる原因は、首や肩周辺の筋肉が硬くなっていることです。
バンザイ寝を続けていると、血行不良を引き起こして自律神経が乱れ、冷えや睡眠障害につながります。
「バンザイ寝をやめたいけどどうすれば…」そんなあなたはぜひ本記事を最後まで読んでくださいね!

 

バンザイ寝をやめたい方必見!原因と改善策まとめ

ここではバンザイねの原因と改善策をまとめました。
バンザイ寝をやめたい方はもちろんのこと、首や肩に慢性的な痛みを感じている方もご一読ください。

座っている時間が長い人はこまめにストレッチを

デスクワークなどで机に座っている時間が長くなると、血流が滞って筋肉が硬くなっていきます。
とくに首や肩は重い頭を支え続けていることでコリが発生しやすいため、慢性的な不快症状に悩まされている方が多いですね。
コリが睡眠中も続くと、無意識のうちに楽になりたいという心理がはたらき、バンザイ寝の姿勢を取ってしまうのです。

このような睡眠を改善するには、こまめにストレッチを行なうことが有効です。
30分おきに椅子から立ち上がって、首や肩だけでなく体全体をストレッチしましょう。
とくに筋肉が硬くなる肩は、肩に両手を置いた状態で腕を前後に各10回ほど回してください。
肩甲骨がやわらいで、痛みなどの症状がかなり軽減しますので、バンザイ寝をやめたいと思っている方は習慣にすべきです。

スマートフォンの連続使用を避ける

スマートフォンを使っていると姿勢が悪くなりますし、目の筋肉に圧力がかかることから、首や肩の痛みが増加します。
したがってスマートフォンの操作は目を休めながら行なう、目の負担を軽減するために暗い場所で操作しない…といったことを徹底してください。
また寝る前のスマホは首や肩の負担が大きくなるだけでなく、眠りが浅くなって睡眠中の疲労回復が進まなくなりますから、バンザイ寝をやめたいと思っても改善の妨げになるのです。
バンザイ寝を本気でやめたいと思っている方は、スマホの使用時間は徹底的に短くして、週末などに”デジタルデトックス”を実践してみましょう。

布団の中でスマホをいじっている女性

夜の入浴とストレッチで体をほぐす

入浴をシャワーだけで済ませている方は、夏でも湯船に浸かってください。
布団に入る2時間ぐらい前に、38度ぐらいのお湯に15分ほど浸かると、体が芯から温まってコリが解消します。
そして入浴後はストレッチを行なって、さらに筋肉をほぐしましょう。
寝る直前も布団に入ったまま肩や首のストレッチをすると、バンザイ寝の予防につながりますし、自律神経が整って血行もよくなり深い眠りに誘われますよ。

以上が、バンザイ寝をやめたい方が改善すべき生活習慣です。
長時間同じ姿勢をとるとかスマートフォンの操作をするといった行動以外にも、首や肩がこる原因はたくさんあります。
首や肩を回すといった動きは座っていてもできますので、ストレッチをこまめに行なう習慣を身につけて、コリ知らずの体質改善を継続してくださいね。

著者・執筆者

松本 小春

訪問看護事務員で勤務し、介護に従事。併せてフリーのライターとして睡眠・健康・栄養コラムを執筆している。

監修者

美容皮膚科医

山下 真理子 先生

美しい肌を保つためには、質の高い睡眠が不可欠です。
良質な眠りは成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバー(肌代謝)を活発化してくれます。また、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンがきちんと分泌されることで、
肌の老化を遅らせる抗酸化作用も期待できます。健やかで若々しい肌の輝きを保つためにも、適切な寝具を選び、睡眠環境の向上を心がけましょう。

京都府立医科大学卒業後、医師に。現在は関西にて美容医療に携わりながら美容や予防医学の講演活動などを行っている。医療教育にも従事し、総合的な美容医療の啓もう活動に努める。自身の不妊治療経験から、生理改善アドバイザーとして食育などのアドバイスも行う。

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