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寒い冬なのに寝汗をかくのはなぜ?原因と対策まとめ

寒い冬の季節でも、寝ている間は体温を下げるために汗をかきます。
しかし睡眠環境が悪化していたり、体調が崩れたりすると、寝苦しくて目が覚めるぐらいの発汗量になることも。
睡眠の質を低下させるこの問題、放置していたら不眠症になるリスクが高まります。
「着替えが必要なくらい上半身びっしょり寝汗をかく」「寒いのにこんなに寝汗がすごいなんて病気なのかも…」と心配な方は、このコラムで早急に原因を探って解決しましょう。

なぜ睡眠中に汗をかくの?

 わたしたちの身体は、熱さを感じると自律神経の働きによって発汗が促され、体温を低下させます。

こうした生命維持活動は睡眠中にも発生し、個人差はありますが、一晩で約200ミリリットルの汗をかくといわれています。
夜になっても室温が下がらない熱帯夜は、発汗量が多くなって寝苦しさを感じ夜中に目が覚めますよね。
涼しい季節は寝室が快眠に最適な温度になるため、このような中途覚醒は起こりにくくなりますが、それでも寝汗はかいています。

その理由は、「深い眠りを得るため」です。
汗をかくと体内の温度がどんどん低下していくため、脳の疲労回復が進むノンレム睡眠の深度が高くなります。
逆に寝る前から体温が高いままだと、脳の働きを活性化させる交感神経が優位になり、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりといった症状が出やすくなってしまうのです。

冬でも寝汗をかいて起きてしまうのはなぜ?

 

眉間にしわを寄せる女性

深い眠りを得るために寝汗をかくのは理解できても、尋常じゃない汗の量で体が冷えて寒くて起きるなんて経験をしたら、やはり病気なのではないかと心配してしまいますよね。
冬でも寝汗をかく理由は、下記の3つの原因が絡んでいると考えられます。


1. 自律神経やホルモンバランスの乱れ

まず最初に考えられるのは「自律神経の乱れ」です。
わたしたちの生命活動を司る自律神経は、夜は心身の休息を促すために副交感神経が優位になります。
しかし不安やイライラがつのった状態で布団に入ると、交感神経が活性化して暑くもないのに発汗を促すのです。
さらに女性の場合は生理の前にホルモンバランスが崩れて、同じく自律神経の働きが乱れます。
このような症状に当てはまる場合は、まずはストレスフリーで過ごせるようにしつつ、自律神経が整うように生活習慣を改善するようにしましょう。
睡眠前は脳が落ち着けるように照明を暗くしたり、あたたかい飲み物で体を暖めるなど、眠りに移行できるような環境づくりを心掛けてください。
それでも症状が一向に収まらない場合は、婦人科を受診するのがおすすめです。


2. 夜間低血糖になっている

・悪夢を見ることが多い
・歯ぎしりをしている
・起床時に疲れを感じ、肩こりや頭痛なども発生している
・情緒不安定な状態が続いている
・夕方になると眠気が強くなり、集中力が低下する

このような症状が続いている場合は、睡眠中に血糖値が急降下する『夜間低血糖』になっている可能性があります。
血液中の糖分が急激に低くなると、カラダは正常値に戻そうとして、アドレナリンやコルチゾールといったホルモンを分泌します。
その結果、本来は寝ている間に鎮まる自律神経が興奮状態に陥り、寒くても寝汗がひどくなるなど、上記に挙げた症状が発生するんです。

夜間低血糖を改善するには、食事の見直しが重要ポイントになります。

1.夕食に摂取する糖質(米、麺類なども含む)を控える
2.食事のときはベジタブルファーストを心がけ、最初に食物繊維を摂る
3.菓子類や清涼飲料水を控える

低血糖は、糖尿病を患っていない方でも起こりますし、心筋梗塞などが合併症として発生するリスクも高まるので、軽視は禁物ですよ!


3. 寝具の通気性が悪くなっている

部屋に置かれたベッド
 
通気性の悪いマットレスなどの敷き寝具で寝ていると、体温で生地にこもった湿気が水蒸気になり、暑苦しさで冬でも目が覚めることがあります。
熟睡に適している寝具内の環境は、温度が33度前後、湿度は50%が目安。
しかし冬の季節は寒くて掛布団を多めにかける傾向にあるため、眠りにつくときは快適でも次第に布団のなかに熱や湿気がこもっていき、大量発汗につながるのです。

毎晩のように夜中に目が覚めて、気が付くと汗をびっしょりかいているという方は、湿度も測れる温度計を購入し、寝具内の温度と湿度の変化をチェックしてみましょう。
あまりにも高温多湿になっていたら、掛布団の枚数や厚さを調整してください。
化学繊維が素材になった毛布は湿気を吸い取る機能が低いので、タオルケットなど上にかけるのが良いでしょう。
こまめにケアをしても湿気が飛ばない場合は、もともと通気性が悪い素材であるか、もしくはすでに寝具としての寿命が過ぎている可能性があります。
新しい寝具に買い替えて、快眠環境を改善することをおすすめします。


寒いのに寝汗をかいてしまう原因と対処方法についてまとめてみましたが、自分に当てはまる理由は見つかりましたか?
睡眠は人間にとって欠かせないもの。寝汗のせいで眠りの質が下がるのは避けたいですよね。
寝汗に悩んでいる方は、ぜひ今日から対策をしていきましょう!

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