悪夢を見た時は目覚めの気分が悪くなりますし、翌日の行動力にも影響しますよね。
逆にいい夢を見た日は気分もよく、朝から元気に活動できるものです。
そこで今回は、目覚めのよい朝を迎える方法を解説していきます。
ポイントは、「寝る前のストレス解消」と「寝つきがよくなる習慣」です。
夢を見る理由は解明されていない?
睡眠中に見る夢は、自分の体験や目にした映像などがつなぎ合わされて、ストーリーになったものだと考えられています。
眠りが浅いときに夢を見ることが多いため、夢を見ずに朝を迎えるほうが睡眠の質は上がるとも言われていますが、そのメカニズムは解明されていないのが実情です。
もちろん、見る夢をコントロールすることはできませんので、いい夢を見る方法はありません。
ただしストレス過多の状態にあったり、自律神経が乱れたりしていると悪夢を見る傾向にあります。
そこでおすすめしたいのが、寝る前に行なう入眠儀式。
毎晩同じ行動を繰り返すことで脳が睡眠モードに入り、寝つきがよくなることが期待できるのです。
寝つきがよくなれば眠りの深度も高くなり、ストレス解消が進んで悪夢を見る頻度も低くなるでしょう。
さらに、入眠儀式でストレス解消ができれば、睡眠の質が上がるので一石二鳥です。
この入眠儀式を“いい夢を見る方法”として、日々の習慣にしてみてください。
いい夢を見る方法4選
ではここで、いい夢を見る方法として有効な4つの入眠儀式を紹介していきます。
1. 温かいハーブティーを飲む
カモミールやレモンバーム、リンデンなど、心を鎮める効果があるホットハーブティーを寝る前に飲むと、心も体も芯から温まってリラックスが進みます。
ストレス過多の状態にあると、心身を興奮させる交感神経が優位になって寝つきが悪くなりますので、ハーブで癒される時間を過ごしてみましょう。
2. アロマの香りで癒される
ハーブティーを飲みながらアロマの香りに包まれると、副交感神経がさらに活性化して、なんとも言えない心地よさを覚えます。
香りが気に入ったらアロマオイルをタオルに数滴たらし、枕元に置いておくのもおススメです。
定番のラベンダーや、呼吸を整えてくれるユーカリなどを試してみてはいかがですか?
3. 肌触りの良いパジャマに着替える
室内着とパジャマが同じだと脳が眠るモードに移らず、寝つきの悪さにつながります。
パジャマを着替える行為そのものが入眠儀式となるので、シルクなど肌触りがよくて通気性に優れた素材を使ったパジャマを買ってみましょう。
重要なのは、「毎晩同じ時間に、パジャマに着替えること」です。
4. マッサージクリームを塗る
寝る前に行なう肌のお手入れとして、保湿力の高いマッサージクリームを塗りましょう。
筋肉にたまった緊張をほぐし、全身を弛緩させてくれるクリームを使うと、寝つきがさらによくなりますし、いい夢を見る方法としてもうってつけです。
以上、4つの入眠儀式について解説してきましたが、いい夢を見る方法として忘れてはいけないのは、睡眠環境を整えることです。
とくに、寝具の状態は眠りの深度を左右しますので、へたっているとか、起床時にカラダが痛いといった症状があるようでしたら、寝心地の良いマットレスに買い替えてみてください。
快適なマットレスを手に入れると寝るのが楽しくなって、いい夢を見ながら朝までグッスリ眠れることでしょう。