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おやすみコラム

猫と一緒に寝ない方がいいって本当?ペットと寝るメリットとデメリット

かわいいペットがそばにいると癒しパワーをもらえるので、寝る時も一緒という方が多いですね。
とくに、猫や犬などは人間より体温が高いため、冬は湯たんぽのような存在にもなります。
しかし、ペットと一緒に寝るデメリットもあることを、みなさんはご存じでしょうか?
本記事を読んで改めて猫や犬との付き合い方を見直すとともに、一緒に寝ない方がいい理由も知り、ペットと共にさらなる幸せな時間を過ごしていきましょう。

 

睡眠障害を抱えている人は一緒に寝ない方がいい?

大好きなペットと寝ることは快眠にもプラスにはたらきますが、その事実を検証するために、法政大学で興味深い実験が行われました。
これは、猫と一緒に寝ることで変わる人間の眠りの状態を調べるという内容で、被験者が飼い猫と24日間睡眠をともにして検証されたのです。
その結果、睡眠の深度や時間などには変化がなかったものの、ほとんどの被験者が猫と一緒に寝ることで幸福感が高まったことを実感しました。
睡眠中に猫が毛繕いすることで目が覚めても不快に感じることなく、むしろリラックスできたとのこと。

また検証結果をまとめた論文では猫の方から一緒に寝たがるようになったことから、猫の幸福度も上がったと推測されると記されています。
人間が質の高い睡眠を得るには、眠りに入るときに心身がリラックスした状態になることが必須ですから、猫に限らず犬などのペットと一緒に寝ることは快眠に好影響をもたらすことがわかります。

ただし、ペットと一緒に寝ない方がいいケースもあるので注意が必要です。
たとえば夜中に何度も目が覚めてしまい、昼間に強い眠気が毎日発生している方は、幸福感が得られるとはいえ、ペットの行動で睡眠中の覚醒頻度が高まるのはマイナスです。
ほかにもペットアレルギーがある方も睡眠が浅くなる可能性が高まりますし、寝相が悪い方は小さな猫や犬を押しつぶすことも考えられますので、ペットとは一緒に寝ない方がいいでしょう。

猫だけが寝ている画像

 

猫などと一緒に寝る時の注意点は?

ペットと一緒に寝ても日中に眠くなることがなく、幸福度の高まりを感じている方は、睡眠環境の悪化に配慮してください。
春と秋は猫や犬の換毛期に当たりますから、この時期は抜け毛が増えて人間がアレルギーを起こしやすくなります。
さらにペットが寝具の上でおしっこをすることもありますし、体から落ちた老廃物をエサにしてダニが繁殖することも考えられるのです。
このようなトラブルを避けるためにも、綿の布団や一般的なマットレスでは一緒に寝ない方がいいと言えます。
ただし洗えるマットレスであれば常にキレイな環境で寝られますし中材の劣化も防げます。
ペットと末永く“リラックスナイト”を過ごしたい方は、洗えるタイプのマットレスをぜひ使ってみてください。

丸ごと洗える清潔なマットレス

エアウォッシュマットレス

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もう1点注意したいのが、ペットの安全確保です。
先ほどお話ししたとおり寝相が悪いとペットにケガをさせてしまうことがありますから、寝る時はペットとの間にクッションを置いてスペースを確保するとか、落下した時の衝撃に備えて床にクッションを置くなどしてください。
このような対策がとれない環境で寝ている場合は、大切なペットの安全を守るために一緒に寝ない方が無難です。


猫や犬は慣れればなれるほど一緒に寝たがりますし、密着している時間が多くなる一方で、ケガをさせてしまうリスクが高まります。
この点を十分に考慮して安全対策を講じつつ寝具の衛生状態にも配慮していれば、ペットとの信頼関係はさらに高まって、あなたの幸福度もアップすることでしょう。

著者・執筆者

松本 小春

訪問看護事務員で勤務し、介護に従事。併せてフリーのライターとして睡眠・健康・栄養コラムを執筆している。

監修者

美容皮膚科医

山下 真理子 先生

美しい肌を保つためには、質の高い睡眠が不可欠です。
良質な眠りは成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバー(肌代謝)を活発化してくれます。また、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンがきちんと分泌されることで、
肌の老化を遅らせる抗酸化作用も期待できます。健やかで若々しい肌の輝きを保つためにも、適切な寝具を選び、睡眠環境の向上を心がけましょう。

京都府立医科大学卒業後、医師に。現在は関西にて美容医療に携わりながら美容や予防医学の講演活動などを行っている。医療教育にも従事し、総合的な美容医療の啓もう活動に努める。自身の不妊治療経験から、生理改善アドバイザーとして食育などのアドバイスも行う。

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