GOKUMINコラム
おやすみコラム

寝すぎると気持ち悪い状態になるのはなぜ?原因と治し方は?


普段より寝すぎてしまうと、頭痛や倦怠感を覚えたり、気持ち悪いと感じたりします。
このような日々を繰り返していると日常生活に支障が出るばかりか、脳に深刻なダメージが加わるのです。
将来的に認知症を発症するリスクも高まりますので、このような体調不良につながる睡眠の治し方をチェックして、すぐに改善を進めていきましょう。

 

寝すぎがもたらす体調不良のメカニズム

わたしたちは1日7時間程度の睡眠をとっていますが、体調や生活習慣に問題があると寝すぎの状態になって体調不良を招きます。

寝すぎの目安は、9時間以上の睡眠です。
長い睡眠をとることで脳の血管が拡張して周辺の神経を刺激するため、頭痛や吐き気などの症状が発生します。
また睡眠中は心身を休息させる副交感神経がONになり、起床時間が近づくにつれて交感神経に切り替わるのですが、寝すぎると起きたときも副交感神経が優位の状態にあるため「眠い」「しんどい」「だるい」といった倦怠感を覚えるのです。

こうした悪影響は臓器の働きにも及び、気持ち悪いと感じて吐き気をもよおすこともあります。
さらに深刻なのは、寝すぎて睡眠時間が長くなることで脳のダメージが増えることです。
睡眠の後半は脳が活性化している浅い睡眠(レム睡眠)が多くなるため、脳が休息できずに疲れるんですね。
この“脳が疲れる”という状態が大脳の老化を加速させ、認知機能の低下につながって認知症を招くことがわかっています。

 

寝すぎてしまう4つの原因と改善策

では、寝すぎてしまう原因は何なのか?
改善策と一緒にチェックしていきましょう。

 

原因1. 慢性的な睡眠不足に陥っている

 仕事や家事、介護などに追われている方に多いのが、平日の睡眠不足を週末の“寝だめ”で補うという生活パターン。

しかし睡眠は貯めることができませんし、休日の朝も眠いと感じやすく「だるい」「気持ち悪い」といった不快症状も出るため、睡眠不足の改善方法としては間違っています。
平日の睡眠時間を短くしなくてはならない方は、日中に15分程度の昼寝をするようにしてください。

オフィスの机で昼寝するサラリーマン

午後3時ぐらいまでに短時間の睡眠をとれば心身の疲労回復にもつながりますし、休日の寝すぎも解消できます。
昼寝から目覚めた後は「中途半端に寝て疲れる」「気持ち悪い」などの症状が出ることなく、逆に頭がすっきりしてパフォーマンスがアップしますよ。
このような質のよい睡眠を日中もとることが、睡眠不足に起因する寝すぎの正しい治し方と認識してください。

 

原因2. 睡眠障害が起こっている

 起床時に熟睡感がなく、日中も眠い状態が続く方は、眠りが浅くて心身の疲れがとれていない状態にあります。

寝付くまでに時間がかかる、夜中に何度も目が覚めるといった不眠症状が出ていませんか?
深い眠りが得られないと睡眠中に疲労回復が進まず、慢性疲労症候群を引き起こして寝すぎの原因にもなるんです。
心当たりがある人は早めに心療内科を受診して治療を受け、睡眠の質を高めることをおすすめします。
医師は薬による治療だけでなく、生活習慣の改善ポイントも指摘してくれますので、体調不良に悩まされる日々が次第に減っていきますよ。

また寝具の機能低下が睡眠を浅くすることもあるので、マットレスの反発力が自分の体に合っているかとか、枕の高さは適切かという点を確認してみてください。
寝心地が悪いと感じる、へたっている、放湿ケアをしても湿っているなどの問題が改善しない場合は、思い切って新しい寝具に買い替えるのも寝すぎの治し方の1つの方法といえます。
睡眠が深くなって朝までグッスリ眠れるようになれば「寝起きなのに眠い」「気持ち悪い」と感じることもなくなりますよ。

 原因3. こころの病気を発症している

 ストレス過多の状態が続くなどして、自律神経が乱れたままになると、うつ病を発症するリスクが高まります。

うつ病になると、しんどい状況から身を守ろうという防衛反応が起きるため、寝すぎに陥る傾向にあるんです。

気分が落ち込んでいる男性

下記のような症状はうつ病のサインかもしれないので、早急に心療内科や精神科を受診して治療を受けてください。

・気分が落ち込んだ状態が続く
・ちょっとしたことでイライラする
・体が疲れやすく、だるい、肩がこるといった体調不良が続く
・胃がむかついて気持ち悪い状態になることが多く、吐き気もする
・物事をよい方向に考えられない
・将来を悲観してしんどいと感じることが多くなる
・生きていることが疲れたと思うことがある

うつ病は、誰でもかかる可能性がある病気です。
自分だけで頑張る、我慢するのではなく、医師の力を借りて問題を解決していくというのが正しい治し方なので、心の風邪を治すつもりで医療機関に足を運びましょう。

 

原因4. 季節的要因によって寝すぎになっている

 冬のように日照時間が短い季節になると、わたしたちの睡眠時間は長くなり、寝すぎを招きやすくなります。

この症状は、日光を浴びる時間が少なることに起因すると考えられています。
冬のシーズンだけ寝すぎてしまうという方は、朝起きたらすぐに日光浴をしたり、運動を兼ねて昼間にウォーキングをしたりして、太陽光を積極的に浴びてください。
このような習慣によって体内時計が整いやすくなりますし、うつの予防にもつながるホルモン(セロトニン)の分泌量も高まりますよ。



ストレス社会の中で生活していると、知らず知らずのうちに睡眠時間は短くなり、睡眠の質も低下しがちになります。
しかし、睡眠が乱れると心身の健康状態が悪化し、充実した暮らしが送れなくなるという悪循環を招きますので、常日頃から本記事で挙げたポイントを見直すようにしてくださいね。

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