GOKUMINコラム
寝具相談室

枕のサイズで睡眠が変わる?覚えておきたい選び方のポイント

自分に合った枕で寝ると睡眠中の疲労回復が進みますし、体に余計な圧力が加わらないため、スッキリした気分で目が覚めます。
このような理想的な快眠を実現し朝から活動力をアップさせるために、今回は枕のサイズと選び方について解説していきます。
最後まで記事を読めば枕のサイズ選びにおけるポイントがわかって、睡眠の質向上につながることが期待できますよ。

普通の枕のサイズはシングルサイズ

4種類ある枕のサイズの中でもっともポピュラーで標準的な体型の方に合った枕が、43センチ×63センチのシングルサイズです。
私たちは寝ている間に20回程度寝返りを打つのですが、その際に頭部が移動することも想定して設計されているので、頭が枕から落ちるという心配もありません。
枕の衛生状態を保つのに欠かせない枕カバーのサイズも、シングルの枕に合わせたものが多いですね。

子供向けのセミシングルサイズ

シングルの枕より一回り小さい、35センチ×50センチのサイズに設計されているのがセミシングルの枕です。
大人が使うと寝返りしにくいケースもありますので、子供向けのサイズと覚えておきましょう。
寝返りがしにくいと頭部の一部に圧力がかかり続けてしまい、起床時に首や肩のコリ、頭痛などが発生する原因となります。
セミシングルサイズの敷布団を使っている場合でも、大人の方はシングルサイズの枕を選んでくださいね。

スペースに余裕がある人向けのセミダブル

セミダブルの枕のサイズは50センチ×75センチで、シングルサイズと比べて横幅が10センチ以上長くなっています。
このタイプの枕でしたら体格のよい方でも快適な眠りにつけますし、標準サイズの方は寝返りスペースに余裕があるため、頭部に余計な圧力がかることなく朝までグッスリ眠れるでしょう。
ただし、シングルに比べて枕カバーの種類が少ない点にご注意ください。

2人で使うのにピッタリなダブルサイズ

セミダブルよりさらに大きいサイズの43センチ×120センチで、横長の形状になっているダブルサイズの枕は、パートナーと一緒に使いたいアイテム。
ただし一方の体型が大きいと寝返りが打ちにくくなりますし、枕の素材によってはパートナーが頭を動かす時の振動で、目が覚めてしまうこともあることを覚えておいてください。
ちなみに大きいサイズであるダブルの枕は普通サイズのマットレスだとはみ出てしまいますので、購入を検討している方はマットレスの寸法を必ずチェックしましょう。

以上が、市販の枕に採用されている4パターンのサイズです。
サイズに迷ったら普通体型の方はシングルを、体型が大きい方やゆったり眠りたい方はセミダブルの枕を選びましょう。
また予算に余裕がある場合は、シングルとセミダブルの2サイズを購入するのもおススメです。
体調が悪い時など寝返りの回数が増えそうな夜はセミダブルの枕、通常時はシングルの枕で寝るといった使い分けができますよ。

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