GOKUMINコラム
寝具相談室

ウレタンマットレス購入前に知っておきたいメリットとデメリットとは

寝心地の良さが人気のウレタンマットレスですが、メリットばかりではなくデメリットもあることをご存じですか?
深い眠りを得て健康生活を送るには、毎晩使う寝具の特徴を知っておく必要があります。
本記事ではウレタンマットレスのメリットをおさらいすると同時に、睡眠の質向上につながる知識としてデメリットも解説していきます。
ウレタンマットレスの購入を検討されている方は、快眠のためにしっかり押さえておきましょう。

ウレタンマットレスの3つのメリットとは

メリット1. ダニが繁殖しにくい

ウレタンマットレスに使われているウレタンフォームは、ホコリが付着しにくいといった特徴があります。
そのため、ホコリをエサとするダニが繁殖しにくく、睡眠環境を快適な状態に保てるのです。

メリット2. 好みに合わせて反発力を選べる

ウレタンマットレスには、高反発タイプと低反発タイプの2種類あります。
高反発タイプはウレタンの復元力が高いため横になっても体が沈みにくく、筋肉量の少ない女性でも寝返りが打ちやすいのです。
背中の痛みや腰痛に悩まされている方には、もってこいのマットレスと言えます。

一方、低反発タイプは包み込まれるような寝心地を味わえるうえに、横向きで寝るときに高まる圧迫感が抑えられます。
また低反発マットレスは種類が多いため、自分に合ったアイテムを見つけやすいといったメリットもあるんです。

快適な気分で朝を迎えている女性

メリット3. 軽量なのでお手入れがしやすい

ウレタンフォームを使ったマットレスは非常に軽量で、女性でも楽に持ち運べます。
陰干しなどのケアも壁などに立てかけるだけでOKなので、扱いやすいマットレスとしても人気です。

ウレタンマットレスの4つのデメリットとは

デメリット1. 熱や水分が加わるとウレタンが変質する

ウレタンマットレスは衛生的に使えて寝心地もよく、使い勝手も素晴らしいという特長がある一方で、熱に弱いという性質も持ち合わせています。
そのためウレタンフォームは天日干しや高温での布団乾燥機の使用といったケアができません。
さらにウレタンフォームは水に濡れると変質して機能が低下してしまいます。
水洗いができないのはもちろんのこと、汗や子供のおねしょなどの水分はすぐに放湿させる必要があるのです。

デメリット2. 他の素材に比べて通気性が悪い

中が空洞になっているコイルマットレスなどと比べると、ウレタンマットレスは熱がこもりやすく、通気性が悪い素材といえます。
そのため水分を吸収する除湿シートや敷パッドを使ったり、フローリングに直接敷くときはすのこを併用したりするといった湿気対策が必要です。

マットレスの下にすのこ

デメリット3. ウレタンフォームがへたりやすい

低反発マットレスは体重をかけることでウレタンフォームが沈み込むので、“へたり”が発生しやすいという特徴もあります。
一般的に低反発マットレスの寿命は3~5年と言われており、8~10年は機能を維持できるコイルマットレスより耐久性が低いです。
ただし、高反発のウレタンマットレスは寿命が長く、こまめにケアすれば5~8年は快眠をしっかりサポートしてくれます。

デメリット4. 自分に合ったウレタンの硬さが分かりにくい

低反発のマットレスは寝心地が良いものの、使っているうちに体の沈み込みが大きくなっていき、体が痛くなることも。
逆に高反発タイプは、体が浮いたような感覚を覚え、初めて使う方は慣れるまでに時間がかかるといったデメリットもあるのです。
マットレスの反発力は睡眠の質を左右しますので、体に合わないマットレスだと気づいたら、マットレストッパーで調整するとか新しいアイテムに買い替える必要があります。

以上が、ウレタンマットレスのメリットとデメリットです。
ウレタンマットレスは人気が高い一方で、デメリットが多いことに気づいたと思いますが、このタイプのマットレスは目覚ましい進化を続けています。
コイルマットレスと比べても遜色ない通気性を持っていたり、自分の体型や体の状態に合わせて反発力を変えられたりと、オーダーメイドのようなマットレスもあるんです。

今の睡眠に満足していない方は、ぜひこのようなタイプのマットレスを使ってみてください。
きっと今まで体験したことがない、深い眠りにつけることでしょう。

美容皮膚科医

医師

山下 真理子 先生

美しい肌を保つためには、質の高い睡眠が不可欠です。
良質な眠りは成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバー(肌代謝)を活発化してくれます。また、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンがきちんと分泌されることで、
肌の老化を遅らせる抗酸化作用も期待できます。健やかで若々しい肌の輝きを保つためにも、適切な寝具を選び、睡眠環境の向上を心がけましょう。

京都府立医科大学卒業後、医師に。現在は関西にて美容医療に携わりながら美容や予防医学の講演活動などを行っている。医療教育にも従事し、総合的な美容医療の啓もう活動に努める。自身の不妊治療経験から、生理改善アドバイザーとして食育などのアドバイスも行う。

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