GOKUMINコラム
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"朝足湯"のススメ!体温アップで冷えやむくみの改善に効果あり!

寒い季節になると布団から出るのもひと苦労ですよね。
朝は体温も下がっていますから、体を動かすのもおっくうに感じますし、食欲もわいてきません。
こんなお悩みを抱えている方におススメしたいのが、"朝足湯"です。
カラダが芯からポカポカになってお腹がすいてきますし、脳も覚醒して朝から快活な時間を過ごせますよ。

冷えやむくみの改善にもつながる朝足湯

わたしたちの体温が最も低くなるのは朝で、夕方にかけて次第に上昇していきます。
しかし、まだまだ朝の冷え込みを感じる今の季節は、体温の上昇スピードが遅いですし、それによって血液の循環が滞り、カラダの動きも鈍くなるのです。
「朝は元気が出ないし、なかなかエンジンがかからない・・・」
と感じるのは、このように体温が大きく関係しているためなんですね。
さらに、朝食を抜くと熱を作り出すエネルギーが不足して体温が低い状態が長く続き、仕事や家事などの効率も低下します。
そこでみなさんに試していただきたいのが、足湯です。
足を温めるだけで全身がポカポカになってカラダが目覚めていきますし、冷えやむくみが改善して、ストレス解消や疲労回復も進みます。
もちろん、脳もシャキッとして、午前中からパワー全開で行動できるんです。

体温が上がる足湯のやり方は?

まずはバケツに43~45℃くらいの熱めのお湯を、くるぶし上くらいまで入れましょう。
そして、両方の脚をバケツに入れて5~10分ほど浸けていると、全身がポカポカと温まってきます。
この朝足湯をする時は、カーテンを開けて朝日を浴びながら行なうのがポイントです。
明るい太陽の光には、眠気のもとである睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を抑制する働きがあるので、脳の覚醒が進んで気分がスッキリします。
お湯を朝日の当たる場所まで運ぶのが面倒という方は、足湯をしながらスマートフォンのメールチェックをしましょう。
スマートフォンから照射されるブルーライトの強い光にも、脳を覚醒させる効果があるので、朝の目覚ましに活用できます。

足湯のあとは、しっかり朝食を摂ってください。
先ほどもお話しした通り、朝食は体温上昇に必要なエネルギー源ですし、消化器官の筋肉運動も活発になるので、血行がさらに良くなります。
このような朝足湯を習慣にすると、日中の活動量が増えて生活のリズムが整いやすくなるだけでなく、体内時計も整って寝つきがよくなり、睡眠の質も上がることが期待できますよ。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)

監修者

美容皮膚科医

山下 真理子 先生

美しい肌を保つためには、質の高い睡眠が不可欠です。
良質な眠りは成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバー(肌代謝)を活発化してくれます。また、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンがきちんと分泌されることで、
肌の老化を遅らせる抗酸化作用も期待できます。健やかで若々しい肌の輝きを保つためにも、適切な寝具を選び、睡眠環境の向上を心がけましょう。

京都府立医科大学卒業後、医師に。現在は関西にて美容医療に携わりながら美容や予防医学の講演活動などを行っている。医療教育にも従事し、総合的な美容医療の啓もう活動に努める。自身の不妊治療経験から、生理改善アドバイザーとして食育などのアドバイスも行う。

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