【開発者インタビュー】1cm単位で変わる睡眠体験。GOKUMINが挑んだ“セルフオーダーメイド枕”の真価を開発者が語る

GOKUMIN「プレミアム低反発枕 Plus＋」とは

プレミアム低反発枕plus＋は、人気のベストセラー枕の「プレミアム低反発枕」をさらに進化させたモデルです。最大の魅力は「高さ調整機能」が強化された点で、2枚の調整シートで5〜11cmの中から8段階で好みの高さにカスタマイズ可能。自分の首・頭の位置にぴったり合わせられるため、仰向けでも横向きでも自然で安定した寝姿勢が叶います。加えて、低反発ウレタンには竹炭を配合し、消臭・抗菌・調湿効果があります。熱や湿気がこもらず、通気性にも優れているため、ムレ・ニオイ・ダニ・カビ・細菌の抑制にも配慮されています。さらに、替えカバーが2枚付属しており、常に清潔で快適な状態を保ちやすいのもポイントです。快眠と清潔さを両立した、“自分専用オーダー枕”的な一品です。

シリーズ累計180万個というヒット（2025年2月当時）を経て、今回「プレミアム低反発枕 Plus＋」という新モデルを開発することになった背景を教えてください。

「プレミアム低反発枕」（従来品）はベストセラーとなった商品で、お客様から好評を得ていました。好意的なレビューもある一方で、お客様のご要望もございました。それらのお声を商品開発に反映して、よりパワーアップしたものを作ろうとしたのがPlus＋開発の出発点でした。

どのようなお客様の声やご要望が多かったのでしょうか？特に「7段階の高さ調整」という機能はどのように発想されたのですか？

毎日使うものなので、替えカバーをつけてほしいというご要望が多く、柔らかい肌触りの高級ニット生地、しっかり伸びるストレッチ生地の替えカバーを付けました。さらに、従来品ですと、高さが合わないという声が多かったため、従来品の4段階から今回は8段階の高さ調整ができるようにし、さらにパーソナライズできる枕になるようにしました。

5〜11cmの高さ調整を実現するために、内部構造で工夫された点を教えてください。

特に工夫したのは調整シートの部分です。2cm厚、1cm厚の2種類の調整シートをご用意して、頸椎カーブにしっかり沿うよう工夫しました。
セルフオーダーメイドのように、自分に合った高さに調整できる枕を目指しています。

素材の密度や反発性はどのように調整されていますか？

従来品がとても好評だったため、従来品と同じ柔らかさを維持しつつ、よりお客様に満足していただける商品を目指しました。密度が高いウレタン素材を使用し、低反発特有の「沈み込みすぎ」を防ぐための工夫をしました。GOKUMINならではの厳選材料を使用し、高品質な枕を追求しました。

カバーが2枚付きで滑り止め加工もされていますが、どのような理由でしょうか？

寝返りした際に枕が落ちずらい、ずれにくいようにをする工夫の一環として、前述のしっかり伸びるストレッチ生地の替えカバーをつけることにしました。

体格や寝姿勢によってどのような違いが分かりましたか？

肩幅や首が太めの男性は高めの枕を好み、一方で、肩幅が狭く細めな女性は低めの枕を好む傾向が見られました。また、寝入りの時に高低の好みの違いが顕著にみられました。

高さを変えることで睡眠中の翌朝の疲労感にどんな変化があると感じましたか？

自分に合った高さの枕を使うことで、特に肩から首にかけて疲労感の違いを実感できると思います。十人十色だから自分に合った枕を選ぶことが重要になります。

「枕難民」と呼ばれる人にとって、この枕が“最後の一つ”になるために最も意識した点は？

最もこだわったのは“調整幅の広さ”です。
1センチ単位で高さを調整できる点は、従来品からさらに意識して強化したポイントでした。前述の2cm厚・1cm厚の調整シートも、そのこだわりを体現した仕様です。ECでは実際に商品を手に取って試せないからこそ、購入後に発生しがちな「自分には合わないかもしれない」という不安をなくすために、カスタマイズ性を最大限まで高めることを重視しました。