生まれたばかりの赤ちゃんの快眠と安全を守るベビーベッドですが、いつまで使うのが適切なのか、みなさんはご存じですか?
ベビーベッドを卒業するタイミングを間違えてしまうと思わぬトラブルが起きることもありますので、本記事を読んで判断基準をしっかり把握しておいてください。
ベビーベッドの対象年齢は基準にしない
国内で販売されているベビーベッドは、ほとんどが24か月までの赤ちゃんが使うことを推奨しています。
しかしこの時期までとはいっても、成長の過程で赤ちゃんが寝苦しさを感じたり、ケガをしたりすることもありますので注意が必要です。
ベビーベッドを卒業するタイミングは、赤ちゃんの成長具合を考慮すると生後24か月を迎える前に2回あります。
1回目は、『赤ちゃんが寝返りを打つようになったとき』です。
寝返りの頻度が高くなると、頭や体をベッドにぶつけてしまってケガをする恐れがありますので、この時期にベビーベッドを使うことをやめるか否か検討しましょう。
赤ちゃん用に使うベッドがミニサイズでしたら、ケガのリスクはさらに上がりますので、いつまで使うかの判断は早めにすべきです。
ちなみに、ベビーベッドのレギュラーサイズは長さ120cm×幅70cm、ミニサイズは長さ90cm×幅60cmなので、ミニサイズは使える時期が短くなっています。
2回目は、『赤ちゃんがつかまり立ちをするようになったとき』です。
ベッドの柵が低い場合などは転落事故を防ぐために、敷布団で寝かせることを考えてください。
いずれのケースに当てはまらなくても、ベビーベッドが使える推奨年齢にこだわらず赤ちゃんの成長具合や行動を見て、寝かせる場所をベッドから敷布団に移すのが賢明です。
そもそもベビーベッドは使ったほうがよいのか?
続いて、ベビーベッドを使うメリットとデメリットのお話です。
ベビーベッドを買う前の段階にある方でしたら、ベッドを使ったらいいか、布団で寝かせたらいいか迷うこともありますね。
そんな時は、ベビーベッドをいつまで使う必要があるかということと、メリットとデメリットを考えてみましょう。
ベビーベッドを使うメリットとして挙げられるのは、高い位置で使えるため赤ちゃんの安全確保ができるということです。
床に寝ていたらゴミなどを吸い込んでしまいますし、踏まれてしまう可能性もありますよね。
またオムツの取り換えもラクになりますから、ママやパパの負担軽減にもつながりますし、一人寝の習慣がつくのも大きな利点です。
しかしベビーベッドは場所をとりますし、使用後の保管が大変になるというデメリットもあります。
そんなお悩みは、ミニサイズのベビーベッドを購入するとか、購入後はリサイクルなどに出すといった予定を立てておくことで解決につながります。
ベビーベッドをいつまで使うか目安もわかったことですから、それまでの期間だけリビングや寝室のレイアウトを変えることもできます。
いかがでしたか?
本記事で解説したポイントを参考にすれば、ベビーベッドはいつまで使ったらいいのか、どんなサイズが最適なのか判断できますね。
あとは、大切な赤ちゃんの安全を守り、ママとパパの育児をラクにしてくれるベビーベッドを選ぶだけです!