ベビー布団は赤ちゃんの快眠と健康を守る目的で使いますが、いつまで使うべきかわからないという方が多いようですね。
そんなお悩みは、本記事を読むことで解決します。
最適な睡眠環境で赤ちゃんを育てられるように、正しい知識を身につけてくださいね。
サイズによって変わる卒業のタイミング
ベビー布団を買う前に必ず考えるのが、サイズの問題ですね。
赤ちゃん用の敷布団は、標準サイズ(120cm×70cm)とミニサイズ(90cm×60cm)の2種類あり、前者は2才まで使うことを想定して作られています。
一方、ミニサイズの敷布団はコンパクト設計になっているため、メーカーは新生児の頃から1才までの使用を想定しているのです。
こうしたポイントが説明書などで分かりやすく説明されていることもあって、それぞれの推奨年齢までベビー布団を使っている方が多いようです。
しかしベビー布団をいつまで使うかは、赤ちゃんの成長具合や行動パターンで判断する必要があります。
まず考慮したいのは、5~6か月ぐらいになると始まる寝返り。
早い子は3か月ぐらいから寝返りを始めますので、ベビー布団からはみ出さないか注意する必要があります。
とくに縦幅が90cm、横幅が60cmしかないミニサイズの布団を使っていたら、寝返りしたときに落下してケガをしてしまうことも考えられます。
床までたった数センチの高さしかなかったとしても、骨や筋肉が成長途上にある赤ちゃんにとっては、大きな衝撃になると覚えておいてくださいね。
このようなトラブルも想定して、新生児から寝返りをうつまでの時期はミニサイズのベビー布団を使い、寝返りの頻度が高まったら通常サイズに買い替えるか、布団で寝かせるか判断しましょう。
また自宅に十分なスペースがある方は、最初から標準サイズのベビー布団を選ぶこと多いですね。
この場合もベビー布団をいつまで使うかの判断は、寝返り時の移動範囲を考慮することが赤ちゃんの安全につながります。
赤ちゃんが寝る時の様子も考慮しよう
ベビー布団をいつまで使うか判断するときは、赤ちゃんのクセも考える必要があります。
その最たるものが、ママやパパの添い寝です。
新生児を過ぎた頃から添い寝をしていると、赤ちゃんは1人で寝なくなることがあります。
こうしたケースではベビー布団をいつまで使うか悩むことなく、対象年齢より早く卒業すべきでしょう。
寝返りや添い寝などの問題がない場合は、メーカーが推奨する年齢まで使っても問題ありません。
ちなみに標準サイズのベビー布団は、2才を過ぎても使っている方もいます。
この場合は、お子さんの身長や体重と寝具のバランスを考えて、いつまで使うか決めるといいでしょう。
いつも使っているベビー布団を使うとぐっすり寝るようでしたら、3才まで使っても問題ありませんよ。
以上の点を踏まえて最適な寝具を選びつつ、ベビー布団を卒業するタイミングを決めるようにしてください。
布団を選ぶ時は、汗などの水分吸収力が高いのはもちろんのこと、肌触りが良くてお手入れがしやすい素材にこだわると、赤ちゃんが喜びますよ。
さらに、防水シーツなどを一緒に使うことで、寝具環境の衛生度がアップしますし、パパとママの時間節約につながり、赤ちゃんと過ごす時間が増えます。
みなさんのベビー布団選びの参考にしてくださいね。