GOKUMINコラム
寝具相談室

ベビー布団の選び方をQ&A形式で解説!最適な素材もわかる!


はじめてベビー布団を選ぶ時は、サイズはどうすればいいかとか、素材選びのポイントは何かなど、わからないことが多いものです。
そんなお悩みを解消するために、ベビー布団に関する疑問をQ&A式で解説していきます。
みなさんの選び方の基準にして、赤ちゃんが喜ぶ寝具を用意しましょう。

 

ベビー布団の選び方 Q&A

生まれたばかりの赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごします。
デリケートな赤ちゃんに少しでも快適に過ごしてもらえるよう、寝具にはこだわりたいですよね。
ここではベビー布団に関するQ&Aをまとめましたので、子育てに奮闘中の方、プレママパパはぜひご覧ください。

 

Q1. ベビー布団が必要な理由は?

大人用の寝具は骨格などが形成された体を基準に素材などが選ばれているため、ベビー布団に比べてやわらかくなっています。
しかし赤ちゃんは骨や筋肉が発達段階にありますので、やわらかい寝具だと体にダメージが加わり、成長の妨げになってしまうんですね。
こうした理由から、新生児やその時期を過ぎた赤ちゃんは、体に合った素材が使われたベビー布団が必要になるのです。

 

Q2. ベビー布団のサイズは何を基準に選べば良い?

 ベビー布団の大きさは2種類ありますが、選び方は至ってカンタン!

ベビーベッドの大きさに合わせましょう。
ベッドを使わない場合は、赤ちゃんを寝かせるスペースに合わせるといった選び方がおススメです。

 

Q3. 硬めの素材を使った敷布団が良いのはなぜ?

 先ほども少しお話ししましたが、やわらかい布団だと体が沈んでしまい、骨格が曲がることがあります。

また新生児の時期はいいのですが、寝返りをうつ時期になると布団に埋もれるリスクがあるのです。
したがって、硬めの素材が使われている寝具を選ぶようにしてください。

 

Q4. 掛け布団の選び方は?

掛け布団を選ぶうえでの重要ポイントは、軽い素材が使われていることです。
重量のある素材の寝具だと、布団が赤ちゃんの顔にかかった時に息苦しくなりますし、窒息してしまうリスクも高まるのです。
適切なサイズの軽い寝具は、赤ちゃんが手足を動かしやすいというメリットもありますね。

さらに、吸湿性の高さと洗える仕様になっていることも見逃せないポイントです。
赤ちゃんは汗をよくかきますし吐き戻しもしますから、水分をしっかり吸ってくれる素材の寝具を選んでください。
おすすめ素材は、ポリエステルわたやオーガニックコットンです。
このような基準を参考にすれば赤ちゃんも快適に眠れますし、すくすく成長していくことでしょう。

 

Q5. 布団以外に用意しておくべき寝具は?

まずはベビーベッドを選び、サイズに合った敷布団と掛け布団、掛け布団カバーを用意します。
さらに敷布団の上にかぶせるフィットシーツやキルトパッドを使うことで水分の吸収力が上がりますので、このアイテムも購入しておきましょう。

関連記事:ベビー布団はいつまで使える?選び方や卒業のタイミングを解説

布団の上で喜んでいる赤ちゃん

ベビー布団の選び方は、大人の寝具選びとはまったく異なることがお分かりいただけたことでしょう。
適切な寝具選びは、赤ちゃんの安全とパパ・ママの安心につながります。
赤ちゃんの健やかな成長を支える寝具を、本記事で解説したポイントを参考にして選んでくださいね。

 

監修者

美容皮膚科医

山下 真理子 先生

美しい肌を保つためには、質の高い睡眠が不可欠です。
良質な眠りは成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバー(肌代謝)を活発化してくれます。また、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンがきちんと分泌されることで、
肌の老化を遅らせる抗酸化作用も期待できます。健やかで若々しい肌の輝きを保つためにも、適切な寝具を選び、睡眠環境の向上を心がけましょう。

京都府立医科大学卒業後、医師に。現在は関西にて美容医療に携わりながら美容や予防医学の講演活動などを行っている。医療教育にも従事し、総合的な美容医療の啓もう活動に努める。自身の不妊治療経験から、生理改善アドバイザーとして食育などのアドバイスも行う。

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