枕は首のS字カーブをサポートして、首や肩などに負担がかからないようにするために使います。
しかし、新生児の首はC字にカーブしているため、基本的に枕はいらないのです。
この事実を知らずに新生児が枕で寝てしまうと、窒息などのトラブルにつながりますので、お父さんお母さんは注意してください。
枕を使わないことで頭の形は変わる?
冒頭の説明で新生児に枕がいらないとわかっても、お父さんやお母さんの心配はつきませんよね。
たとえば、大切な赤ちゃんの後頭部が平らになり、絶壁の状態にならないかということ。
SNSなどの情報を見ると、新生児の頭の形は自然に治るといった情報も散見されますが、これは間違いです。
軽度な変形でしたら時間の経過とともに戻ることが多いのですが、重度の歪みが発生している場合は、医師の診察と治療が必要になるケースもあります。
新生児の頭が変形する原因の1つは、仰向けで寝かせることなので、枕は使わずに寝姿勢を頻繁に変えるとか、授乳の向きを変えるなどして体位に変化を持たせましょう。
これによって、後述する新生児の「向き癖」も改善しやすくなります。
ただし、新生児の体位を変えるとき、うつ伏せの状態にすることだけは絶対に避けてください。
SID(乳児突然死症候群)のリスクが高まり、寝ている間に亡くなってしまうことがあるんです。
また、新生児が枕を使わないと、同じ方向ばかり向く「向き癖」が直らないのではないかと心配になる方もいるでしょう。
この癖も同じ姿勢の固定を避けることで予防できますが、病理的な原因も考えられますので、検診時に診てもらう必要があります。
首がすわってきた赤ちゃんに枕はいる?
生後3か月ぐらいになると、赤ちゃんの首がすわってきて頸椎のS字カーブが形成されていくんですね。枕を使うのはこの時期からで、目的に合わせてアイテムを選ぶ必要があります。
とくに注意したいのは、吐き戻し対策です。
赤ちゃんは胃が小さくて未熟な状態にあり、ミルクが逆流して吐き戻しをしやすいため、傾斜をつけて頭を少し高くしてあげましょう。
これから枕を買おうと考えている方は、傾斜付きのアイテムを買ってもいいですし、新生児用の枕にタオルを敷いて傾斜をつくるという方法もあります。
ちなみに、タオルは枕の下ではなく、布団の下に敷いてもOKです。
また、添い寝の授乳ではなく、縦抱きの姿勢で抱っこして授乳すると吐き戻しが防げるので、みなさんも試してみてください。
吐き戻しがおさまった後は、背中と頭が一直線になるように横向きで寝かせ、タオルを配置してその姿勢が維持されるようにします。
どのような枕を選んでも、赤ちゃんはまだ寝返りが打てませんので、お父さん、お母さんは赤ちゃんが傾斜でバランスを崩してうつ伏せにならないかとか、口元をふさぐものはないかなど、細心の注意を払ってください。
正しい知識を身につけつつ、気になる症状が出たらすぐに専門医に診てもらうようにして、赤ちゃんの健やかな成長を守っていきましょう。
GOKUMINの大き目マットレス3選
では最後に、今後赤ちゃんとの添い寝を考えている方のために、GOKUMINのダブルサイズ以上の大き目マットレスをご紹介いたします。丸ごと洗える清潔なマットレス
エアウォッシュマットレス 12,998円~
子供のおねしょ、吐き戻しなどがあると「マットレスを丸ごと洗いたい!」って思うことありますよね。
そんな時にオススメなのが、洗濯機で中材ごと洗えるエアウォッシュマットレスです。
シングル、セミダブル、ダブルの3種類から選べます。
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フローリングに直置きOKの究極形マットレス
アルティメイトマットレス 26,998円~
子供とベッドで寝るのが不安な方におすすめなのが、こちらのマットレス。
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消臭・放湿対策も万全で、三つ折りのため畳めば簡易ソファとして使えるのも魅力。
セミシングル、シングル、セミダブル、ダブルの4種類から選べます。
【商品ページ】https://gokumin.co.jp/products/utmss-01
GOKUMINのベストセラー商品
高反発マットレス 9,998円~
GOKUMINのスタンダードモデルで一番人気の商品です。
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厚さ4cmと底付き感がないため、お使いの寝具に重ねても直接床に敷いてもOKです。
セミシングルからクイーンまで、幅広いサイズ展開をしているのも魅力。
【商品ページ】https://gokumin.co.jp/products/mss-01
新生児との添い寝に躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、注意点を守れば首がすわった時点で添い寝をスタートしてもOKと言われています。
参考記事:新生児との添い寝で注意すべき点は?メリットとデメリットも解説
お子様と一緒に添い寝ができるマットレスをお探しの方は、ぜひGOKUMINで探してみてくださいね。